ANSI/ISO HR標準化の到来に合わせて、パフォーマンス・マネジメント実践コースが登場します。
このガイドラインに基づき、TC260国際委員会では、現在、審議中ですが、2014年には、正式ISO HR標準としての準備ができる段階になります。
従来のISO9001は、プロセス管理の色彩が強かったですが、この新ガイドラインでは、最低限の効果性を示すことが求められる機会が増えます。
例えば、ISOに関するタレント開発の活動においても、一定の効果性を示すことを求められますので、過去のタレント開発の活動での効果性を如何に示すべきかを考え、新たな
パフォーマンス・マネジメントの導入をすることが課題になります。
社内のHRプロや各事業部のラインマネジャーを中心に、職場でよくある事例に対して、どのように改善するべきかを体系的に学ぶコースです。
従来のコースでは、単発のタレント開発に関する活動の効果測定を行って、改善を務めてきましたが、新しいISOでの人材マネジメント体系では、会社全体、組織全体で行っているマネジメント体系では、当初の効果を上げているのか?
それが、最終的に業績の改善に貢献しているのか(Outcome)を示すことが求められます。
もし、最終の成果に至らないとしたら、何をどう改善するべきなのかを、Effectiveness(効果性)及びEfficiency(効率性)の2点から分析して、改善策を打つことを求められます。
これらを検討、分析するには、
人材育成の「見える化」を行い、職場全体で、指導支援する体系をつくり、皆で協力して改善を進めると同時に、会社のトップが求めるタレント開発報告指針に基づき、定期的な報告をすることで、全社的な運動にしていくことが求められます。
この実現のため、既に欧米企業で始まっている
タレント開発報告指針TDRPに基づく報告手順を参考に、改善が進んでいるかを示せるかが、ISO認証を更新/新規取得できるかどうかの鍵になります。
この活動の実現を支援するための新コースを新設しました。
すべてのISO9001認証取得企業も、今後この仕組みを導入することを求められますので、早めに準備に備えるためのコースです。
本コースへの参加者へは、コース終了後も、色々な形にて、支援サービスを実施しておりますので、まずは、本コースに参加し、今後のタレント開発の活動計画の策定に、ご活用ください。