2009年の国際メンタリング学会は、昨年同様ラスベガスのフラミンゴホテルで3月4-6日開催されました。
フラミンゴホテルは、ラスベガスの中でも一番歴史のあるホテルでしたが、ラスベガス通りの急速な発展に合わせるかのごとく、現在は最新のホテルとして蘇りました。
目の前には、有名な
フォーラムショップもあります。
今年のテーマは、'
People Empowerment through Mentoring'.
日本からの唯一の発表者として、「
メンタリング活動での育成の見える化」に関し、通算して5度目の成果発表を行い、過去最高の30名近くの参加者が集まりました。久し振りに登場した常連として多くの拍手を頂きました。
参加者の多くは、IMA幹部、米国の大学の学長、教授、講師、メンタリング推進団体の幹部、独立のベンダー等、
メンタリングを実践する専門家集団です。
この写真に登場する方達の多くは、自らメンタリング関連の本を書いている方であり、自分の基本的な考え方、現在の進展ぶりを披露し、互いに存在感を示そうとしているのです。今年は、北米の約40大学の関係者がメンタリングの成果発表を実施しました。その中でも
カナダのブリティッシュコロンビア大学の方が、メンタリングのニュービジョンというテーマで発表したのも大変興味ある内容でした。メンタリングに従事されている方の多くは、将来は、重要人物に育てようとする人達の集団であり、非常に謙虚であると同時、時に情熱的に語り始めることもあります。
相手の意見をキチンと受け止め様とする姿勢は、「
さすが世界のメンター」たる存在でもあります。
このような場に参加することが出来て、
メンタリングの世界の奥深さ、
広がりの広さを感じました。
IMA会員の中では、私も既にベテラン層に属するようになり、IMA幹部の方から、「来年からは、Board of Directorに加わって欲しい」との期待を何人かの方から言われて、久し振りに参加して良かったとの実感を得ました。 (記:石川 洋)